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で農家も野鳥もハッピーに♪

は、野鳥に優しく、農家に便利で扱いやすい防鳥網。
野鳥と農家の共生を願う「ハニカム」網目防鳥網プロジェクトに、ご協力ください。

「防鳥網」で野鳥の羅網事故が多発

野鳥の食害から農作物を守る「防鳥網」。 この防鳥網が、野鳥の命を奪うことがあります。

例えば、ハス田の防鳥網(茨城県)

レンコンの生産日本一の茨城県。

レンコン栽培が盛んな霞ヶ浦周辺のハス田では、レンコンをカモなどの食害から防ぐために、設置架を用いてハス田全体を覆う、目合いの大きい防鳥網が張り巡らされています。 このカモ用防鳥網で、野鳥の羅網事故が多発しています。毎年、カモ類やオオバンを中心に希少種を含む数1,000羽の野鳥の羅網事故が報告され、夥しい数の野鳥が命を奪われています。

中には、レンコンを食害しない野鳥も…。

防鳥網の「網目」を考える

野鳥の羅網事故を防止し、農家にも野鳥にも優しい防鳥網はできないだろうか。

私たちは、防鳥網の「網目」に注目しました。

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現在主流の「ひし目」防鳥網

防鳥網は網目は「ひし目」が主流

現在の防鳥網の網目は「ひし目」が主流です。

「ひし目」網目の防鳥網は、縮結(いせ)を利用して展張し、広い圃場をカバーできます。 実は、この「ひし目」網目が、野鳥の羅網事故の大きな原因の一つであると考えられるのです。

縮結(いせ): 網地を設置するときに、網地を横方向に引きのばして網目を開くこと。

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「ハニカム」網目の防鳥網

「ハニカム」網目のメリット

私たちは、野鳥が羅網しにくい網目形状として、「ハニカム(正六角形)」に着目しました。

「ハニカム」網目は、全ての角が鈍角(120度)となり、物体が挟まり難い網目形状です。

さらに、ハニカムは軽量で衝撃に強く安定した構造であることが知られています。「ハニカム」網目で編んだ網地は、形状が安定し負荷を分散して衝撃に強い防鳥網になるはずです。

網地を展張する「耳糸」の役割

「ひし目」の防鳥網は、「耳糸」部分で網目の縮結を調整します。耳糸は設置架の誘導紐やワイヤ等に固定されず、網地が歪む原因となります。

では、「耳糸」を「ハニカム」網目の2辺と直角に結節します。これにより縮結を活かしつつ展張により網地全体で網目を正六角形に保つことができるので、網地が歪みません。

「耳糸」の工夫で扱いやすく

で野鳥と農家の共生を

「ハニカム」網目の防鳥網は、野鳥の羅網被害を防止するとともに、高いメンテナンス性と取扱いの容易さを兼ね備えた防鳥網です。

ハス田以外にも、用途は色々

は、目合いや糸の太さを調整して、果樹園や一般圃場、養魚場や養鶏場などに幅広く利用できます。

設置方法も、設置架を使用して圃場全体をカバーする形から、天井網として、また簡易的なサイドフェンスとしてなど、目的に合わせて選択していただけます。


私たちは、の実用化と普及により、野鳥と農家の共生を目指します。

実用新案登録技術

は実用新案登録技術です。 技術の詳細は、以下をご参照ください。

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